尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は29日、来週夏休みを取るのを前に、新型コロナウイルスへの対応を話し合う中央防疫対策本部の会議に出席したほか、交番を訪れて治安状況を点検しました。
中央防疫対策本部の会議で、尹大統領は、「再流行が予想より早くなっているが、日常回復を基調とする方針は維持する」とし、新型コロナ対策の行動規制を取らない一方で、重症患者と死者の数を最小限に抑えることを目指す考えを示しました。
尹大統領はまた、検査所不足や高い検査費用などで国民が不便を強いられないよう、関係当局に対策を講じるよう指示しました。
尹大統領は来週、夏休みを取る予定で、その前に交番を訪問して安全・治安状況を点検し、現場の警察官を励ましました。
尹大統領が出勤時に行っているぶら下がり取材は、夏休み中は行われない見通しで、来月8日に再開されるとみられています。