尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後、初めての大統領直属の委員会となる、国民を一つにまとめるための政策や事業を進める「国民統合委員会」が27日、発足しました。
尹大統領は27日午後、龍山(ヨンサン)の大統領室で行われた国民統合委員会の発足式に出席し、キム・ハンギル氏を委員長に任命し、24人の民間委員を委嘱したあと、委員会の方向性について議論しました。
国民統合委員会は、対立の解決に向けて実行可能で、具体的な対案を設けるため、ことし下半期から段階的に、急がれる課題や、波及度の高い課題ごとに専門性を持つ特別委員会を設ける方針です。
まず、ことし5月の韓国中小企業人大会での提案を反映し、大企業と中小企業の共存共栄特別委員会を設置します。
国民統合委員会は尹政権発足後、初めて設置される大統領直属の委員会で、キム委員長のほかに、企画4人、政治・地域6人、経済・階層7人、社会・文化7人の合わせて24人の委員が4つの分科に分かれて活動することになります。