超党派でつくる韓日議員連盟の新たな会長に鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長が選ばれました。
韓日議員連盟は26日、ソウルで定期総会を開き、顧問を務める与党「国民の力」所属の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長を新しい会長に、最大野党「共に民主党」所属の尹昊重(ユン・ホジュン)副会長を新しい幹事長にそれぞれ満場一致で選出しました。
韓日議員連盟は、この日の総会で、新型コロナウイルスの影響で中止となっている韓日・日韓議員連盟の交流事業の再活性化のために努力すると明らかにしました。
まず、過去2年間、開かれなかった合同総会をことしの秋にソウルで開催することに決めたほか、これと関連する議題の調整など事前準備のための合同幹事会議を来月4日、東京で開催する予定です。
東京で開かれる今回の合同幹事会議には、尹昊重新任幹事長をはじめ、与野党議員12人が訪日幹事団として参加するということです。
この会議では、ことし50周年を迎える韓日・日韓議員連盟の記念式典に関する議論も行われる予定です。
鄭鎮碩(チョン・ジンソク)会長は就任のあいさつで「韓日議員連盟は韓日関係が厳しいときに潤滑油としての役割を果たしてきた。韓日関係を金大中(キム・デジュン)-小渕宣言当時の関係に回復させ、悪化した両国関係を改善するために最善を尽くす」と語りました。
また、総会後の記者会見で「9月27日の安倍元首相の国葬に韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理などの政府要人を弔問団として派遣する計画だ」と明らかにしました。