インドネシアのジョコ大統領が27日から2日間の日程で韓国を訪れ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と首脳会談し、両国間の懸案について話し合います。
ジョコ大統領は27日に韓国入りし、28日までの2日間滞在します。
大統領室は、ジョコ大統領の訪韓について、「韓国とインドネシアの関係だけでなく、尹政権の対ASEAN=東南アジア諸国連合外交の本格的な開始を告げるものになるだろう」と強調しました。
韓国とインドネシアの間では、次世代戦闘機、KF21の共同開発国であるインドネシアが分担金を滞納しているという懸案がありますが、ジョコ大統領の訪問を機に、この問題が解消されるか、注目が集まっています。
この問題について、大統領室は、「今回の首脳会談で分担金の問題も議論される見通しだ。近く解消されるものとみられる」と述べています。
インドネシアは、KF21の開発費の20%に当たる1兆7000億ウォンを負担することにしていましたが、2017年から経済難を理由に分担金を滞納しています。