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政治

韓国外相、岸田首相と面談へ 尹大統領の関係改善の意志伝える

Write: 2022-07-19 13:53:25Update: 2022-07-19 14:51:40

韓国外相、岸田首相と面談へ 尹大統領の関係改善の意志伝える

Photo : YONHAP News

日本を訪問中の朴振(パク・チン)外交部長官は19日、日本の首相官邸を訪れ、岸田首相と面談する見通しです。
この席で朴長官は、韓日関係改善に向けた尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の強い意志を伝えるとともに、韓日首脳会談に関する議論が交わされるものと見られています。
一方、朴長官は19日午前、自民党の茂木幹事長と日韓議員連盟の額賀会長とも面談し、韓日関係を改善するための方策について意見交換しました。
これに先立って、朴長官は18日、林外相と4年7か月ぶりとなる韓日外相会談を行いました。
会談では、元徴用工への賠償金をめぐって日本企業の韓国内資産の現金化問題などが取り上げられましたが、朴長官は今月活動をスタートした官民協議体について説明し、「現金化される前に望ましい解決策を講じられるよう努力する」と明らかにしました。
双方は、元徴用工の賠償問題を早急に解決すべきという点で一致しましたが、「被告である日本企業が賠償に向き合い謝罪をすべきだ」という被害者の声をどのように反映させるかがカギとなっています。
また、朴長官は韓国に対する日本の輸出管理強化も解除すべきだと主張し、この問題をGSOMIA=韓日軍事情報包括保護協定と連携して議論することもできるという考えを伝えました。
そのほか、北韓が7回目の核実験など追加の挑発を行う場合は強力に対応するものの、対話の扉は開かれている点も再確認しました。
一方、90日以内の短期滞在者に対するビザなし入国についても議論されましたが、両国とも新型コロナウイルスが再拡散しているため、具体的な再開時期は決められませんでした。
朴長官は20日、今回の日本訪問について説明する記者会見を開いたあと、帰路に就く予定です。

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