韓国海軍に航空司令部が創設され、15日、南東部の浦項(ポハン)飛行場で創設式典が行われました。
海軍航空司令部は、准将級部隊である第6航空戦団を、少将級部隊に格上げして創設されたもので、海上警戒作戦を担い、敵の潜水艦への対応、海上航空作戦計画の策定、教育訓練、管制・運航などの任務に当たります。
創設と同時に、海軍作戦司令部から海上航空作戦の統制権を与えられました。
海軍は、海上航空作戦の任務が広い海域に拡大し、今後、航空戦力が大幅に増強されることなどを踏まえて、部隊を創設したと説明しています。
初代司令官に就任したイ・サンシク准将は、「隙のない航空作戦態勢を維持し、強力な航空司令部にして徹底的に未来に備えていく」と語っています。