政府は来年のODA=政府開発援助の無償援助をことしより21.5%増やし、2兆5866億ウォンにすることを決めました。
外交部によりますと、22日、ODAの無償援助に関する会議を開き、来年のODAの無償援助の規模をことしより21.5%増やし、2兆5866億ウォンにすることを決めたということです。
この会議には、外交部、企画財政部、教育部など14の関係部処と、韓国国際協力団(KOICA)、韓国輸出入銀行が出席しました。
ODAは、返済義務のない無償援助と、返済義務のある有償援助にわけられ、このうち無償援助は外交部が統括しています。
政府は来年の無償援助について、新型コロナウイルスの流行が長引き、途上国のぜい弱性が深刻化していることを考慮し、人道支援の拡大、グローバル危機への対応の強化などを重点的に進めることにしました。
来年の2国間の無償援助は、45の機関に2兆3721億ウォンを投じて、1602件の事業を進めます。
また多国間の無償援助は、 国連開発計画 (UNDP)、 WHO=世界保健機関、UNICEF= 国連児童基金など45の機関に2146億ウォンを投じて、54件の事業を進めます。