朴振（パク・ジン）外交部長官は、3泊4日の日程でアメリカ・ワシントンを訪問するため、12日、韓国を出発しました。
朴長官がアメリカを訪問するのは、尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権発足後初めてとなります。
朴長官は出発前に記者団に対して、「今回の訪米は、韓米首脳会談から3週間ぶりだ」としたうえで、「北韓の脅威に対するアメリカとの協力や対応について集中的に話し合う」と明らかにしました。
そして、「経済安全保障やインド・太平洋地域の平和と繁栄、ウクライナの平和の回復に向けた協力について話し合う予定だ」と述べました。
朴長官は、今回の訪米中にアメリカのブリンケン国務長官と初めて会談するほか、レモンド商務長官とグランホルム・エネルギー長官に会い、先月の韓米首脳会談で合意した経済・技術同盟の履行などについても協議することにしています。
朴長官はまた、「訪米中に北韓が核実験に踏み切った場合は、現地で対応する」としたうえで、「ブリンケン国務長官との会談で、北韓の核とミサイルの脅威に対するアメリカとの連携について話し合う」と強調しました。