統一地方選挙での圧勝に支えられ、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領と保守系与党「国民の力」の支持率がともに上昇したことがわかりました。 
世論調査会社の「韓国ギャラップ」が統一地方選挙翌日の2日に全国の成人男女1000人あまりを対象に支持率調査を行ったところ、尹大統領の国政運営についての前向きな評価は前回より2ポイント上昇して53％だったということです。
これに対して、否定的な評価は前回と同じ34％でした。
「わからない」や回答なしは13％でした。
前向きに評価した理由としては、「意思疎通」（9%）、「公約の実行」（9%）、「決断力や推進力」（6%）、「大統領執務室の移転」（5%）などが挙げられました。
否定的に評価した理由としては、「大統領執務室の移転」（24%）、「人事」（13%）、「職務態度」（9%）、「経験や資質不足」（6%）などが挙げられました。
政党支持率では、「国民の力」が前回に比べて2ポイント上昇して45%、革新系最大野党「共に民主党」は3ポイント上昇して32%でした。
両党の支持率がいずれも上昇したのは、地方選挙を経たことで、支持層が結集したためとみられます。
この調査の信頼水準は95％、標本誤差は±3.1ポイントです。
世論調査の詳しい内容は、中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。