外交部の李度勲(イ・ドフン)第2次官とアメリカ国務省で経済成長、エネルギー、環境を担当するフェルナンデス次官がオンラインで会談し、両間の経済協力について協議しました。
外交部によりますと、李次官とフェルナンデス次官は1日午前8時に初顔合わせを兼ねたオンライン協議を行い、韓米首脳会談以降の対処方針について話し合ったということです。
両氏は、先の韓米首脳会談の焦点は、サプライチェーンや先端技術での経済安全保障のための協力に向けられたという認識で一致し、具体的な成果を早急に出せるよう取り組むことで一致しました。
なかでも半導体や主要鉱物などのサプライチェーン構築で協力することや、先月23日に発足したアメリカ主導のインド太平洋経済枠組み(IPEF)を通じた域内の経済秩序の構築に向けた方策を探ることでも一致しました。
このため、韓米は、新たに設けられた、アメリカ国家安全保障会議(NSC)の高官による対話チャンネル、「NSC経済安全保障対話」など、高官級戦略協議を支援するほか、外交当局間でも韓米高官級経済協議会を早急に開催し、首脳会談以降の懸案の実行状況を点検することにしました。