全国17の市長と道知事選挙の投票が1日午後7時30分に締め切られ、KBSなど地上波放送局による出口調査の結果、17か所のうち与党「国民の力」が10か所で、野党「共に民主党」は4か所で優勢という予測が出ました。
与党「国民の力」は、ソウル特別市、仁川(インチョン)広域市、釜山(プサン)広域市、大邱(テグ)広域市、蔚山(ウルサン)広域市、慶尚南道(キョンサンナムド)、慶尚北道(キョンサンブクド)、忠清南道(チュンチョンナムド)、忠清北道(チョンチョンブクド)、江原道(カンウォンド)の10か所で優勢でした。
野党「共に民主党」は光州(クァンジュ)広域市、全羅南道(チョンラナムド)、全羅北道(チョンラブクド)、済州島(チェジュド)の4か所で優勢でした。
京畿道(キョンギド)と大田(テジョン)広域市、世宗(セジョン)市の3か所は誤差範囲内の接戦となっています。
ソウル特別市は、与党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)候補が58.7%で優勢となっています。
仁川広域市は、与党「国民の力」の劉正福(ユ・ジョンボク)候補が51.2%で優勢でした。
大邱広域市は、与党「国民の力」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補が79.4%で優勢となっています。
京畿道は、野党「共に民主党」の金東ヨン(キム・ドンヨン)候補が48.8%、与党「国民の力」の金恩慧(キム・ウンヘ)候補が49.4%を記録し、誤差範囲内の接戦を繰り広げています。
与党「国民の力」は、「全国17の広域自治体長選挙のうち、9か所以上の当選で勝利」という目標を掲げていましたが、目標を上回る勝利を収めることになり、政権運営に弾みがつく結果となりそうです。
今回の出口調査は、KBSとMBC、SBSの地上波放送局3局が世論調査会社の韓国リサーチなど3社に依頼して全国の投票所で行われました。調査の詳しい内容はKBSのホームページで確認できます。