韓国の船舶が独島(トクト)周辺で行った海洋調査に日本政府が抗議したことについて、韓国政府は「受け入れられない」とする立場を表明しました。
外交部は30日、「国連海洋法条約など国際法や関連する国内の法令に沿って行われた正当な活動に対する日本側の問題提起は受け入れられない」と明らかにしました。
日本の松野博一官房長官は30日午前の記者会見で、韓国の海洋調査船が独島付近で海洋調査を実施したことについて「日本側への事前の申請はなかったため、外交ルートで韓国側に即時中止を求め、強く抗議した」と明らかにしました。
日本政府が韓国の独島周辺の海洋調査に対して抗議したのは、2017年5月以来で、およそ5年ぶりです。
独島に対する領有権を主張している日本は、独島周辺の海域も自国の排他的経済水域(EEZ)だと主張しています。