新たな政権が発足した翌日、大韓商工会議所が日韓議員連盟の代表団を招いて懇談会を開き、韓日関係の改善や両国の経済協力の活性化に向けた方策について話し合いました。 
大韓商工会議所は11日、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の就任式に出席するため韓国を訪れた日韓議員連盟の代表団を招いて、ソウル市内で昼食会を兼ねた懇談会を開きました。
懇談会には、韓国側からは、尹大統領が先月、日本に派遣した政策協議代表団の団長を務めた鄭鎮碩（チョン・ジンソク）国会副議長、韓日議員連盟の金碩基（キム・ソッキ）幹事長、大韓商工会議所の崔泰源（チェ・テウォン）会頭らが出席しました。
日本側からは、日韓議員連盟の額賀福志郎会長ら10人が出席しました。
懇談会で崔会長は、「大韓商工会議所の会長に就任して最初にしたことの一つが、日本商工会議所に両国の交流強化を呼びかける書簡を送ることだった」とし、「サプライチェーンの再編やロシアとウクライナの戦争など急変する国際情勢のなかで、韓日両国の協力がいつにも増して重要な時期だ」と強調しました。
崔会長は「2018年から途絶えている韓日商工会議所首脳会議を再開する予定だ。財界レベルの小さな一歩が両国の協力に大きく役立つことを願う」と述べました。
また日本商工会議所設立100周年を迎える来月、日本訪問を調整していることも明らかにしました。