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政治

大統領選の候補2人が国会議員補欠選出馬を宣言

Write: 2022-05-09 11:31:49Update: 2022-05-09 16:39:17

大統領選の候補2人が国会議員補欠選出馬を宣言

Photo : YONHAP News

3月の韓国大統領選挙で尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領と争った李在明(イ・ジェミョン)氏と安哲秀(アン・チョルス)氏が、6月1日の国会議員の補欠選挙に別々の選挙区から出馬すると公式に宣言しました。
先の大統領選の革新系の「共に民主党」候補だった李在明(イ・ジェミョン)氏は8日、6月1日に投開票される統一地方選と同時に実施される国会議員補欠選挙で、首都圏の仁川(インチョン)市桂陽(ケヤン)区乙選挙区から出馬すると正式に宣言しました。
李氏は仁川市内で記者会見し、「大統領選の結果に対する責任は私にある。その責任を負う道は困難に陥った党と候補たちのために少しでも活路を切り開くことだ」としたうえで、「私の全てをなげうって仁川から勝利し、全国で‘共に民主党’が過半数を確保して勝利へと導く」と述べました。
これに対し、この選挙区から保守系「国民の力」の候補として出馬することが決まった尹喜淑(ユン・ヒスク)氏は、「李氏は捜査によって嫌疑を晴らしてから選挙に出るべきだ」と批判しました。
李在明氏は、かつて市長を務めた城南市の都市開発疑惑をめぐって現在、捜査が行われています。
一方、尹錫悦政権への移行を準備する政権引き継ぎ委員会の安哲秀委員長は8日、国会で記者会見し、6月1日に行われる国会議員補欠選挙で、首都圏の京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市盆唐(プンダン)区甲選挙区から出馬すると宣言し、「盆唐だけでなく城南市、京畿道、ひいては首都圏での勝利によって新政権の成功の礎を築くとの思いで身を投じる」と語りました。
城南(ソンナム)市は2010年から李在明氏など「共に民主党」出身が市長を務めており、安氏は「この12年間で、城南市は悪党がはびこるゴッサム・シティに転落してしまった」と非難しました。
これに対し、この選挙区から「共に民主党」の候補として出馬することが決まったの金炳官(キム・ビョングァン)氏は、「自分が出馬する地域をゴッサム・シティに比喩したのは不適切だ」と批判しました。
大統領選候補が直後の別の選挙に出るのは異例のことで、選挙戦は白熱しそうです。

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