中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は6日午前0時までに新たに2万6714人が確認されました。
入院中の重症患者は、18人減って423人となりました。
亡くなった人は48人増えて累積で2万3206人となり、致死率は0.13%となっています。
新型コロナの感染者の数は、当分減少傾向が続くと見られ、早ければ1週間後に全国の1日の新たな感染者数が1万人を下回るとの予測も出ています。
金富謙（キム・ブギョム）国務総理は中央災害安全対策本部の会議で、「一部で他の国に比べて日常回復が遅れているとの批判の声が出ているが、客観的な数値を見ても韓国の防疫は成功したと評価されるべきだ」としたうえで、「すべてを全面的封鎖なしに成し遂げたのも、貴重な成果だ」と評価しました。
そのうえで、金国務総理は、「何よりもここ2年以上の間、世界中のどの国よりも徹底してマスクを着用し、防疫ルールを守ってくれた国民の皆さんの協力なしには、新型コロナの危機を克服できなかっただろう」と強調しました。