次期政権は今月中に屋外でのマスク着用義務を全面的に解除する見通しです。
大統領職引継ぎ委員会が5日に公表した「新型コロナ100日ロードマップの実践課題別の履行計画」によりますと、屋外でのマスク着用義務を全面的に解除し、自主的な感染防止に切り替える時期を今月としています。
屋外でのマスク着用義務は今月2日に解除されましたが、50人以上が集まる集会や50人以上が参加する屋外での公演やスポーツ競技の場合は、マスクを着用することになっています。
大統領職引継ぎ委員会は、「新たな政権が、屋外でのマスク着用義務の全面解除を決めた場合、室内でのマスク着用についての広報や取り締まりは強化することになる」と説明しています。
大統領職引継ぎ委員会はまた、8月から新たな方式の「社会的距離の確保」を設け、業種別に適用してきたこれまでの「社会的距離の確保」措置を見直す方針です。
このため来月、専門委員会を設置し、これまでの対策の結果を分析し、補ったあと、国民意識調査などを経て防疫指針を改正する方針です。