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政治

北京で深まるロックダウンの懸念 外交部が対策づくり

Write: 2022-04-29 12:00:26Update: 2022-04-29 12:51:41

北京で深まるロックダウンの懸念 外交部が対策づくり

Photo : YONHAP News

新型コロナの感染が広がる中国の北京で、中心部の一部エリアを事実上封鎖する措置がとられるなど、新型コロナの感染拡大に伴うロックダウン=都市封鎖への懸念が高まっていますが、韓国外交部は28日、現地の韓国人を支援するための措置を検討していると明らかにしました。
外交部の崔泳杉(チェ・ヨンサム)報道官は28日の定例会見で、「政府は、北京の状況について、最近の感染拡大状況や北京市の感染予防措置の動向を綿密に監視している」と述べました。
そのうえで、「中国政府、北京市当局、現地の韓国人団体や企業とも緊密なコミュニケーションを維持・拡大している。現地の韓国人と企業の不便を最小限に抑えられるよう多様な支援措置を講じる」と述べました。
現在、北京の韓国大使館は、現地の韓国人を支援するためのタスクフォースを設置し、緊急連絡網などを点検する一方で、ロックダウンに備えた支援計画を立てているということです。
外交部は、先月から続いている上海のロックダウン状況を踏まえ、北京での対策を設けるとしています。
上海では先月27日にロックダウンが始まり、上海の韓国総領事館の職員が全員隔離されたため、現地の韓国人住民や留学生などへの支援が円滑に行われなくなっていて、現地の韓国人が新型コロナの検査で陰性と判定されたのに、韓国政府の助けを得られず、隔離施設に強制移送されることもありました。

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