尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期政権の国政ビジョンが「再び飛躍する韓国、ともに豊かに暮らす国民の国」に決まりました。
大統領職引継ぎ委員会が27日の会見で発表したところによりますと、次の政権の国政ビジョンは、「再び飛躍する韓国、ともに豊かに暮らす国民の国」に、国政運営の原則は、「▲ 国益 ▲ 実用 ▲ 公正 ▲ 常識」にそれぞれ決めたということです。
大統領職引継ぎ委員会は、「『再び飛躍する韓国』は、時代的な使命を反映したもので、『ともに豊かに暮らす国民の国』は、国民の要求を反映したものだ。来週打ち出される110の国政課題と520の実践課題はいずれも、『再び飛躍する韓国、ともに豊かに暮らす国民の国』というビジョンを目指している」と説明しました。
国政目標としては以下の6つ、 ▲ 仕事ができる政府 ▲ ダイナミックな革新成長 ▲ 生産的オーダーメイド型福祉▲ グローバル中枢国家 ▲ 地域均衡発展 ▲ 科学技術強国を掲げ、「科学技術強国を国政目標に加えたのが新政権の特徴だ」と強調しました。
国政課題に労働改革や年金改革が盛り込まれるかについては、「もちろん盛り込まれる。就任後、国民のコンセンサス形成のため、委員会を設置するなりして、多くの人の意見をまとめ、労働改革や年金改革を進める方向で検討中だ」と説明しました。