次期政権の外交部長官候補に指名された朴振(パク・チン)氏は、韓日関係について「協力的信頼関係へと復元させることが最も重要だ」として関係改善に意欲を示しました。
朴氏は19日、メディアのインタビューに応じ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領が24日に日本に派遣する政策協議団について「韓日間の信頼を回復し、協力関係へと復元させるための様々な方策を(日本側)とひざを突き合わせて議論するだろう」と語りました。
慰安婦問題や元徴用工問題など、日本政府が立場を変えずにいる歴史問題をどう解決するかについては「韓日間の正しい歴史認識を土台に、共同の利益と価値を目指すべきだ」と答えました。
また、政策協議団が日本側と歴史問題について議論するかどうかについては「様々な問題を含めて信頼を回復するために対話になるだろう」と答えました。
一方、朴氏は、現在、韓国を訪問中のアメリカ国務省のソン・キム北韓担当特別代表と20日に面談し、韓米首脳会談で北韓への対応についてどのように議論するかについて意見交換する予定だということです。
また、北韓が核実験を行う可能性をめぐっても「(キム代表と)北韓の脅威について、韓米間で緊密に協力できる方策などを議論することになるだろう」と答えました。