韓日親善協会中央会の会長に、いまの会長の柳興洙(ユ・フンス)元日本駐在韓国大使が再任されました。
韓日親善協会中央会が13日、発表したところによりますと、12日に総会を開き、柳氏の再任を全会一致で決めたということです。
総会には、日韓親善協会中央会会長を務める河村建夫元官房長官も出席しました。
総会で柳氏と河村氏は、韓日関係の改善と協力に向けてさらに努める決意を示したということです。
柳氏は朴槿恵(パク・クネ)前政権で日本駐在韓国大使を務め、2015年12月の韓日両政府による慰安婦合意を実現に漕ぎつけています。
柳氏は警察官僚出身で、国会議員に4回当選し、忠清南道(チュンチョンナムド)知事、青瓦台政務秘書官を歴任しました。
国会議員時代には韓日議員連盟の幹事長を務め、両国間の議員外交に深く関与しました。
韓日親善協会中央会は、両国間の民間交流の強化や友好協力の増進のため、1977年に設立されました。