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政治

尹錫悦次期大統領が中国主席と電話会談 「北の非核化に向け緊密協力を」

Write: 2022-03-28 11:24:03Update: 2022-03-28 11:25:58

尹錫悦次期大統領が中国主席と電話会談 「北の非核化に向け緊密協力を」

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領は25日、中国の習近平国家主席と電話会談を行い、北韓のミサイル発射をめぐり協力を呼びかけました。
尹錫悦氏の報道官によりますと、尹氏は25日午後5時半から25分間にわたり、中国の習近平国家主席と電話で会談しました。
習氏が韓国次期大統領と電話会談を行ったのは今回が初めてです。
習主席は、大統領選で尹氏が当選したことを祝福したうえで、「両国の安定的で長期的な関係を進展させていくために努力しよう」と述べたということです。
尹氏は、北韓が24日にICBM=大陸間弾道ミサイルを発射したことについて、「北韓の挑発により韓半島および域内の緊張が急速に高まり、国民の懸念が大きい」としたうえで、「北韓の完全な非核化実現と韓半島情勢の安定化のために両国が緊密に協力していこう」と呼びかけました。
また、尹氏と習主席は、尹氏が大統領に就任したあと、早い時期に会談できるよう、意思疎通を図っていくことで一致したということです。
両氏はさらに、高官級による戦略対話を活性化させ、両国関係の懸案を管理していく必要性についても認識を共有したほか、サプライチェーン、保健、気候変動、大気汚染、文化など多様な分野で協力をさらに拡大することを確認しました。
このほかにも、国民の間の心の距離を縮めていくことが両国関係発展の重要な基盤であるとの認識で一致したということです。
習主席が北韓のICBM発射について言及したかどうかは明らかにされていません。
一方、尹氏は、習主席との電話会談を前に、文大統領の指示で尹氏の執務室を訪問した徐薫(ソ・フン)国家安保室長から、およそ1時間に渡って、北韓の動向や政府の対応措置、今後の見通しなどについて説明を聞きました。
大統領府青瓦台は、新政権への移行期間において、外交・安全保障懸案をめぐる協力を続けるとしています。

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