海外からの入国者のうち、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人は、21日から7日間の自己隔離が免除されます。
中央災害安全対策本部は、海外からの入国者全員に適用していた7日間の隔離を、韓国と海外で新型コロナワクチン接種を完了した人については免除すると明らかにしました。
接種完了者の基準は、WHO=世界保健機関が緊急使用を承認した新型コロナワクチンの2回目の接種を受けてから14日が経過し、180日以内の人や、3回目の接種を済ませた人です。
WHOが緊急使用を承認したワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ヤンセン、ノババックス、シノファーム、コビシールド、シノバック、コバクシン、コボバックスの10種類です。
海外でワクチン接種を完了し、保健所に接種履歴を登録した人に限って7日間の隔離が免除されるということで、履歴を登録していない場合は、検疫情報事前入力システム(Q-CODE)に直接接種履歴を入力し、証明書を添付すると翌月の1日から隔離が免除されます。
加えて、海外からの入国者が利用していた自家用車や防疫タクシー、KTXの専用車両など防疫交通網も来月1日から中断し、公共交通機関を利用できるようになります。
ただ、感染リスクが高い国とされるパキスタン、ウズベキスタン、ウクライナ、ミャンマーの4か国については、ワクチン接種を完了しても隔離が免除されないということです。