韓国政府は、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナに対して、食料品やヘルメットなど軍需物資を支援することに決めました。
国防部の報道官は15日、「韓国政府は、兵器以外の物資を中心にウクライナに支援することに決めた」と明らかにしました。
現在、物資を現地に送る運送方法を含め具体的な事項について協議を進めているということです。
今回、ウクライナに支援される品目は防弾ヘルメットや毛布、非常食、軍用ベッドなど12品目で、金額にすると10億ウォン規模になるということです。
軍関係者によりますと、今週または来週にも支援物資が送られる予定です。
一方、韓国軍が保有するロシア製兵器の部品の需給状況について、報道官は「軍が保有するロシア製の兵器は現在確保してある部品で運用可能な状態だ」と明らかにしました。
そのうえで「今後、部品の需給がひっ迫することを念頭に置き、第３国などでの生産可能品目をチェックし、国内の外注が可能なメーカーを発掘するなど対策を立てている」と説明しました。