大統領選挙の投票日前日の8日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の大邱(テグ)の私邸に大量の荷物が運び込まれたため、近く病院を退院し引っ越しが近づいているという見方が出ています。
大邱市達城(タルソン)郡にある朴前大統領の私邸には8日午前、引っ越し業者のトラック7台が次々と到着し、作業員が荷物を運び入れました。
朴前大統領は今月2日、代理人を通してすでに転入届を出していて、今回多くの荷物が運ばれたことから、朴前大統領の引っ越しがまもなく行われるという見方が出ています。
だた、具体的な引っ越しの時期は明らかになっていません。
朴前大統領は今月5日、入院先のサムスン・ソウル病院付近の投票所を訪れ、期日前投票を行ったとされます。
朴前大統領の大邱の私邸は、敷地面積1676平方メートル、延べ面積712平方メートルの地下1階、地上2階建ての一戸建てで、側近を通じて25億ウォンで購入したとされています。