国会の法制司法委員会は10日、政党に入党できる年齢を現行の18歳から16歳に引き下げる内容を盛り込んだ政党法の改正案を可決しました。
今回の改正は、国会議員選挙や地方選挙の被選挙権年齢を18歳に引き下げる内容が盛り込まれた公職選挙改正法が先月31日に国会で可決したことを巡り、政党の入党年齢も引き下げるべきだとする指摘が出たことによるものです。
今回の改正によって、16歳以上から政党に入党することができますが、18歳未満の若い人が入党する場合、法定代理人の同意書を提出する必要があります。
政党法の改正案が11日の本会議で成立すれば、ことしからは高校1年生も政党の党員として活動できます。