韓国では10日から、デパートや大型スーパーなどに入る際に新型コロナウイルスのワクチン接種の完了、またはPCR検査での陰性を証明する「防疫パス」の提示が義務付けられます。
中央災害安全対策本部は9日、デパートや大型スーパーなど3000平方メートル以上の大規模店舗にも防疫パスを適用すると明らかにしました。
これまで政府は、大規模店舗の場合は出入管理が難しいとして、防疫パスの対象から除外していました。
しかし、感染のリスクや公平性などを踏まえ、デパートや大型スーパーについても防疫パスの提示を義務付けると明らかにしました。
ただ、現場での混乱を最小限に抑えるため、10日から16日までの1週間は周知期間とし、違反した時に過料や行政処分を科すのは17日からとなります。