ことし3月の大統領選挙候補の支持率調査で、革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補が、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソンニョル)候補を10ポイントの差でリードしているなか、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補の支持率が大幅に上昇しました。
世論調査会社「韓国ギャラップ」が今月4日から3日間、全国の成人男女1000人を対象に世論調査を行った結果、李在明候補の支持率は36%で、去年12月の3週目に行った前回の調査と同じだった一方、尹錫悦候補の支持率は9ポイント下落して26%となりました。
こうしたなか、安哲秀候補の支持率は10ポイント上昇して15%を記録しました。
候補の好感度に関する質問では、安哲秀候補が36%でもっとも高く、次いで李在明候補が36%、新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補が30%を記録し、尹錫悦候補はもっとも低い25%でした。
回答者は次の政権の国政課題として▲経済回復と活性化(32%)▲不動産問題の解決(32%)▲新型コロナ対策(15%)▲雇用(9%)などをあげました。
詳しい世論調査の結果は、中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。