韓国軍合同参謀本部は3日、宇宙空間を担当する「軍事宇宙課」を新設したと、発表しました。
合同参謀本部は、アメリカ、中国、ロシア、日本など宇宙分野の先進国は、宇宙領域で優位を占めるため、関連技術の開発に積極的に取り組んでいる。韓国軍も、軍事宇宙課を新設することで、空軍の宇宙作戦隊の創設や、軍専用通信衛星の運用、電子光学衛星の監視システムの構築など、宇宙開発に向け全力で取り組むと、述べました。
韓国軍は、独自技術で開発した宇宙ロケット「ヌリ号」を、去年10月に打ち上げたのを機会に、宇宙防衛の強化を進めています。韓国軍は、2030年をめどに宇宙作戦司令部を創設することも検討しています。