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政治

前在韓米軍司令官の中国関連の発言に「個人の意見」 国防部

Write: 2021-12-27 14:21:04Update: 2021-12-27 15:05:45

前在韓米軍司令官の中国関連の発言に「個人の意見」 国防部

Photo : YONHAP News

韓国駐留アメリカ軍のロバート・エイブラムス前司令官が韓半島有事の際の新たな作戦計画に中国への対応策も盛り込むべきだと主張したことについて、韓国国防部は「個人的意見に過ぎない」という認識を示しました。 
韓国駐留アメリカ軍のエイブラムス前司令官は今月25日、アメリカの政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)とのインタビューで、中国の脅威に対応して韓米が新たな作戦計画に中国への対応策を盛り込まなければならないと主張しています。
国防部の報道官はこれについて、27日の定例の会見で、「個人的な意見を述べたのに対して、韓国国防部がコメントするのは適切でない」と話しました。
この報道官は、「韓米安全保障協議会(SCM)で大きな成果を上げた時期にエイブラムス氏がなぜこのような話をしたのか意図がわからない」と述べました。
韓米の国防相は今月2日、ソウルで開かれた韓米安全保障協議会(SCM)で、北韓の核・ミサイル能力の高度化に対応して作戦計画を最新化することで合意し、作戦計画を修正または新たに作成する際の根拠となる「戦略企画指針」を承認しています。
この報道官は、「エイブラムス氏が、『戦略企画指針』に関連して中国について言及したのは極めて意外だ。韓米が承認した『戦略企画指針』は、北韓の脅威に対応する作戦計画を発展させるためのものだ」と説明しました。
韓国軍の一部では、エイブラムス氏がインタビューで、「韓国型統合空中ミサイル防衛体系を開発し、配備しなければならない。正直にこれは大きく遅れている」として韓国軍の軍事能力を低く評価したことについても不快感を示す声が出ています。

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