保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソンニョル)候補と与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補の支持率の差が縮まり、誤差範囲内で接戦を繰り広げていることがわかりました。
世論調査会社「リアルメーター」が今月20日と21日の二日間、全国の成人男女1027人を対象に行った支持率調査で、尹候補は40.1%、李候補は37.0%を記録しました。
2週間前の調査よりも尹候補は5.2ポイント、李候補は0.1ポイント下落し、両候補の支持率の差は、8.2ポイントから3.1ポイントに縮まりました。
中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補の支持率は4.2%、革新系野党「正義党」の沈相奵(シム・サンジョン)候補は3.6%、このほど新党「新しい波」を立ち上げた金東ヨン(キム・ドンヨン)候補は1.7%でした。
李候補の長男の常習賭博・買春疑惑と、尹候補の妻の経歴詐称疑惑が報じられ、両候補が相次いで謝罪に追い込まれたのを受け、大統領候補の家族を巡る疑惑によって支持候補を変える可能性を尋ねたところ、70.7%が「変えない」、16.1%は「変える可能性もある」、8.9%は「支持候補を変えた」と答えました。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±3.1ポイントです。詳しい世論調査の結果は、中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。