政府の新型コロナ感染防止対策「社会的距離の確保」が強化されて5日目の22日、新たな感染者は再び7000人台半ばを記録しました。週末に検査件数が減ると、週明けの感染者数はいったん少なくなりますが、その後再び増える傾向があり、そのパターンを今も繰り返しています。
重症患者は、前の日に続いて1000人台を記録し、過去最多を更新しました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は22日午前0時までに新たに7456人が確認され、累計で58万3065人になりました。
新たな感染者は、19日に6235人を記録して以降、2日連続で5000人台となりましたが、4日ぶりに再び7000人台となりました。
重症患者は前の日より41人増えて1063人となり、過去最多を更新しました。こうした事態を受け、政府は国立大学病院や公共病院、軍の医療スタッフを重症患者の治療に集中投入すると発表しました。
亡くなった人は78人増えて、あわせて4906人、致死率は0.84%です。
新型コロナのワクチン接種率は22日午前0時までに82.1%、3回目のブースター接種率は25.5%です。