朴槿恵(パク・クネ)前大統領の妹、朴槿令(パク・クンリョン)氏が、来年の次期大統領選挙への出馬を宣言しました。
朴氏は21日、記者会見を開き、来年3月に行われる大統領選挙に新党の「新韓半島党」所属で出馬することを宣言し、現在の大統領中心制を分権型大統領制に変える憲法改正などを公約に掲げました。
また、「今の政界と大統領選候補は北の核兵器の危機、国民統合など根本的な解消法には目を向けず、権力獲得に没頭している」として、所得格差など、不平等問題の解消に努める考えを示しました。
朴氏は、母親が設立した育英財団の理事長などを務め、2016年の総選挙では比例代表で出馬していました。