文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、韓国戦争の終戦宣言などの韓半島政策とカーボンニュートラルなどの気候変動政策を推進するため、新任秘書官の任命を行いました。
文大統領は16日、大統領府青瓦台の統一政策秘書官に統一部のイ・サンミン企画調整室長、気候環境秘書官に環境部のパク・ミジャ4大河川調査評価団長をそれぞれ任命しました。
イ新任秘書官は、1970年生まれで高麗(コリョ)大学行政学科を卒業し、ソウル大学とアメリカ・ニューヨーク大学で行政学修士号を取得しました。
国家公務員試験にあたる行政考試に合格し、統一部の交流協力企画課長、政策総括課長、政治社会分析課長を経て、統一部報道官、南北協力地区発展企画団長などを歴任しました。
イ秘書官の任命は、キム・チャンス前統一政策秘書官の異動によるものとみられます。
一方、パク新任秘書官は1968年生まれの全羅北道(チョンラブクト)出身で、建国(コングク)大学行政学科を卒業し、アメリカ・インディアナ大学で環境政策学の修士号を取得しました。
これまで環境部の自然政策課長、環境保健政策課長、中国駐在大使館公使参事官、水環境政策局長などを歴任しました。