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政治

韓米の通貨スワップ協定 年末で終了へ

Write: 2021-12-16 11:54:32Update: 2021-12-16 15:21:32

韓米の通貨スワップ協定 年末で終了へ

Photo : YONHAP News

韓国銀行は16日、通貨危機などの際にアメリカとの間でウォンとドルを互いに融通しあう「通貨スワップ協定」の契約が予定通り12月31日で終了すると明らかにしました。
契約終了について、韓国銀行は、通貨スワップ協定の締結以降、国内外の金融・経済状況が危機から脱出し安定を維持している点が背景にあると説明しています。
韓国銀行とFRB=連邦準備制度理事会は去年3月19日、新型コロナウイルスの影響でドルの需要が高まり、為替レートが10年8か月ぶりとなる最高値を記録するなど、市場の急変を受けて、600億ドル規模の通貨スワップ協定を結びました。
当初、協定の契約期間は去年9月まででしたが、2回の延長を経て、ことし末に終了の予定となっていました。
韓国銀行は「最近の金融や為替市場が安定していることや、外貨流動性に対する対応力が強化されたことを踏まえれば、協定終了後も国内の外貨市場に与える影響は大きくないだろう」との見通しを示しています。
ことし11月基準、韓国の外貨準備高は4639億ドルで、去年3月(4002億ドル)より16%(637億ドル)増加しました。
また、去年9月には、買い戻し条件付き外貨債権の買い入れ制度を構築しました。

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