5G=第5世代移動通信システムの開発をリードしたサムスン電子は、6Gでも市場をけん引するため、アメリカで本格的な6Gの実験に乗り出しました。
業界筋によりますと、サムスン電子のアメリカにある研究法人「サムスンリサーチアメリカ」は最近、アメリカの連邦通信委員会(FCC)に6G実験のための電波使用承認許可を申請し、許可を受けました。
サムスン電子は、この実験を通じて、6Gスマートフォンで基地局と中長距離通信が可能かどうかを確認する計画です。
サムスン電子は去年7月、5Gに続き、次世代の未来技術とされる6G技術を競合他社よりも早く開発し先取りするという目標を盛り込んだ「6G白書」を発表しています。
一方、14日からカナダとアメリカに出張している李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は15日、カナダ・トロントを経てアメリカ・ニュージャージーの工場を訪れました。
業界関係者によりますと、李副会長はニュージャージーで半導体やスマートフォン、家電など北アメリカでの事業全般について報告を受け、生産状況などをチェックするということです。