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政治

韓国外相「北韓側に教皇の北韓訪問検討するよう伝えた」

Write: 2021-11-11 14:56:55Update: 2021-11-11 15:39:57

韓国外相「北韓側に教皇の北韓訪問検討するよう伝えた」

Photo : YONHAP News

韓国政府が、北韓に対してフランシスコ教皇の北韓訪問を検討するよう呼びかけたことが明らかになりました。
鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は11日、国会の外交統一委員会全体会議で「教皇に招待状を送ってみてはどうかという提案を金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長側にしたことはあるか」という質問に対し、「南北間の対話の過程で、教皇が北韓を訪問する方法を検討するよう意見は伝えた」と明らかにしました。
鄭長官はまた、「教皇の北韓訪問の意思は確かなものか」という質問に対しては「否定的な反応はなかった」と答えました。
そのうえで「教皇の純粋な意図について、北韓当局者も拒否反応は見せないだろう。(北韓訪問を)許可しないはずはないと思われる」と語りました。
フランシスコ教皇の北韓訪問については、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10月29日(現地時間)、ヨーロッパ歴訪の中でローマ教皇庁を訪れ、フランシスコ教皇に直接提言しています。
この際に文大統領はフランシスコ教皇に対して「教皇が北韓を訪問することになれば、韓半島を平和へと導く動力になる」と述べ、フランシスコ教皇は「北韓から公式の招待状が来れば、喜んで行く」と答えたとされています。
韓半島の非核化問題が国際社会の大きな議題となっているなか、平和の象徴とされる教皇の北韓訪問は、韓半島の平和や米朝関係の正常化などにおける重要な触媒として期待が高まっています。

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