新型コロナウイルスの新たな感染対策「段階的な日常回復」が始まったのを受け、ソウル市は8日から漢江公園での夜間飲酒を認めることにしました。
ソウル市は、新型コロナウイルスの感染防止のため、7月6日からソウル市内の漢江公園全域で、午後10時から午前5時まで夜間飲酒を禁止する行政命令を出していました。ソウル市は、この行政命令を8日午前0時をもって解除すると明らかにしました。
ソウル市は、新たな感染対策「段階的な日常回復」が始まったほか、気温が下がったことによって夜間の人出が減ったことを踏まえた措置だと説明しました。
ただ、夜間飲酒が認められても、私的な集まりの人数制限やマスクの着用など、基本的な感染防止ルールを守っているか取り締まる予定だということです。
また、今回の措置が新型コロナ以前に完全に戻るという意味ではないため、引き続き感染防止ルールを守るよう呼びかけました。