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政治

文大統領、7泊9日のヨーロッパ歴訪終え5日帰国

Write: 2021-11-05 11:05:22Update: 2021-11-05 11:09:22

文大統領、7泊9日のヨーロッパ歴訪終え5日帰国

Photo : YONHAP News

ヨーロッパを歴訪した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、7泊9日のすべての日程を終え、ハンガリー・ブダペスト国際空港から現地時間の4日、韓国に向けて出発しました。文大統領は、5日帰国する予定です。
文大統領は、ブダペスト空港を出発する直前にSNSを通じて、「ビシェグラード・グループの4か国との首脳会議を通じて、科学技術、エネルギー、インフラでの協力の幅を広げることで一致した」と明らかにし、「北東アジア、中央アジア、ロシア、中央ヨーロッパにつながる巨大な『新ユーラシアルート』が開ける」と書き込みました。
そして、「G20=主要20か国首脳会議とCOP26=国連気候変動枠組み条約締約国会議で世界が韓国に注目していることを改めて実感した」とし、「韓半島の平和に対する強い支持も確認できた」と記しました。
G20サミットなどに出席するためイタリアを訪問した文大統領は現地時間の29日、フランシスコ教皇と会談し、教皇の北韓訪問の意思を改めて確認しました。
また、先月30日から2日間開かれたG20サミットでは、新型コロナワクチンの公平で迅速な普及に向け、ワクチンの製造でハブとしての役割を果たし、気候変動への取り組みにおいても模範になると強調しました。
そして、イギリスに移動した文大統領は現地時間の1日、イギリスで開かれたCOP26の基調演説で、温室効果ガスの削減目標について、2030年までに排出量を2018年に比べて40%削減するという目標を打ち出しました。
また、議長国プログラムの「行動と連帯」会議では、途上国の低炭素経済へのシフトをサポートするため、気候変動の国際協力に積極的に乗り出すという意思を明らかにしました。
文大統領はその後、ハンガリーを国賓訪問してヤーノシュ大統領と会談し、ハンガリー、スロバキア、チェコ、ポーランドが参加する中欧4か国の枠組み「ビシェグラード・グループ」の各首脳と個別に会談したほか、ビジネスフォーラムなどにも参加しました。
文大統領は、今回の歴訪期間中にアメリカのバイデン大統領とはG20サミットの場で短く会談しましたが、岸田首相との初対面は実現しませんでした。

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