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政治

政府 感染者増加傾向の10代にワクチン接種を呼びかけ

Write: 2021-11-04 03:17:30Update: 2021-11-04 10:44:02

政府 感染者増加傾向の10代にワクチン接種を呼びかけ

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていない10代を中心に感染者が増加しているなか、保健当局は10代の青少年も接種によって得られる利益が大きいとして、前向きに接種を検討するよう呼びかけました。
中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は、オンライン形式の記者会見で10代のワクチン接種について、「コロナに感染するリスクを考えると、ワクチンを接種することで得られる利益は大きいといえる。そのうえで、感染者と接触して自宅隔離をするなどの間接的な被害を考えると、接種を受けることが有利である」と強調し、前向きに接種を検討するよう呼びかけました。
韓国で12歳から15歳を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が行われているなか、今のところワクチン接種の予約率は27.8%にとどまっており、ワクチン接種を受けていない10代を中心に感染者が増加しています。
先月第1週から第4週まで、全体の感染者に占める10代の割合は、第1週が11.0%、第2週が12.1%、第3週が13.8%、第4週は15.4%と増える傾向にあります。
孫班長は、「10代は学校や塾など集団活動が多い集団であるが、ワクチンの接種率は非常に低いため集団免疫が形成されていない。感染防止対策が『段階的な日常回復』にシフトされたことで感染のリスクを高まることが必至であり、10代の感染者が増え続けるだろう」と懸念を示しています。

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