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政治

英国での韓日首脳の初対面は実現せず

Write: 2021-11-03 13:23:18Update: 2021-11-03 15:43:03

英国での韓日首脳の初対面は実現せず

Photo : YONHAP News

COP26=国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議に出席するため、イギリスを訪れていた文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、日本の岸田文雄首相と対面することなく、2泊3日のイギリス訪問日程を終えました。
1日にイギリスのグラスゴーで開かれた特別首脳会議や2日に開かれたメタン排出量の削減を目指す国際的な枠組み「グローバル・メタン・プレッジ」の発足式などをきっかけに文大統領が岸田首相と初めて対面するか注目されていました。
一方、岸田首相はアメリカのバイデン大統領と「短時間懇談」を行なったと日本のメディアが伝えました。
岸田首相が就任後にバイデン大統領と対面したのは今回が初めてです。
岸田首相はイギリスのジョンソン首相やオーストラリアのモリソン首相、ベトナムのファム・ミン・チン首相とも会談したと伝えられています。
韓日両首脳の会談が実現しなかったことについて、表面的には両首脳のイギリス内での滞在日程がずれていたためとみられていますが、冷え込んでいる韓日関係が背景にあるという見方もあります。
両首脳の会談が実現したとしても、元徴用工問題など歴史問題をめぐり、両国の立場が平行線をたどっており、関係改善に向けた糸口を見出すのは難しいとみられています。
衆院選で自民党が絶対安定多数の議席を確保したことから、韓国では、来年の参院選を終えるまで「韓国への日本の強硬な態度は変化しない可能性が大きい」との見方が出ています。
文大統領の任期があと6か月しか残っていないなか、文大統領と岸田首相の会談が実現するか注目されます。

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