エジプトを公式訪問中の朴炳錫（パク・ビョンソク）国会議長は、シーシー大統領と面談し、経済分野での協力などについて意見を交わしました。
朴議長はエジプト・カイロで現地時間の10日、シーシー大統領とおよそ40分間、面談しました。
朴議長は「様々な分野で投資協力を通じたウィンウィンのケースをより増やすべきだ」と述べ、韓国企業がエジプトの鉄道、防衛産業、原発、造船の４分野の事業に参加できるよう支援を呼びかけました。
とくに、エジプトの国防省と協議を進めている韓国産自走砲「K－９」のパッケージ輸出事業、韓国水力原子力が参加を推進しているエルダバ原発事業などに対する協力を呼びかけました。
朴議長はまた、「韓半島平和プロセス」に対するエジプトの支持に感謝を示すとともに、北韓が交渉に復帰できるよう支援してほしいと伝えました。
今回の訪問はエジプト側の招待で実現したもので、韓国の国会議長がエジプトを公式訪問するのは2002年以来、19年ぶりです。