与党「共に民主党」は、来年3月に実施される大統領選挙の公認候補に、李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事を選出しました。
共に民主党は10日、ソウルオリンピック公園のSKハンドボール競技場で開かれたソウル地域の地区投票で、得票率51.45%を記録した李知事が、公認候補に確定したと明らかにしました。
共に民主党の公認候補は、党費を納める党員と代議員による全国11地区での地域投票と、党費を納めていない一般党員や事前登録した国民を対象とする計3回の選挙人団投票の結果を集計して選ばれます。
これらの投票結果で累積50.29%の票を獲得した李知事は、李洛淵(イ・ナギョン)前党代表や秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官、朴用鎮(パク・ヨンジン)国会議員を抑え、決選投票を経ずに公認候補に決まりました。
李知事が共に民主党の公認候補に選出されたことについて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、大統領府青瓦台の報道官を通じた書面ブリーフィングで「民主党の党員として、李知事の候補指名をお祝いする」と明らかにしました。
文大統領はまた、「他の候補らにも慰めと励ましの言葉を伝える」としたうえで、「これからも韓国の未来の発展に向け、ともに協力してくれると信じている」とコメントしました。