海外で暮らす韓国人の中で、新型コロナウイルスに感染した人は、累計で3600人を超えたことがわかりました。
外交部が10日、国会の外交統一委員会に提出した資料によりますと、新型コロナに感染した海外在住韓国人の数は、先月23日の時点で累計3656人でした。
これは、外交部が在外公館からの報告とメディアの報道などをもとに集計したもので、実際の感染者はこれよりも多い可能性があります。
地域別にはアジア太平洋地域が1344人でもっとも多く、次いでヨーロッパが957人、南北アメリカが572人、中東が463人、アフリカが320人でした。
感染者のうち146人が死亡し、340人が治療を受けており、残りの3170人は完治したということです。
外交部は、ミャンマーやインド、インドネシアなど、新型コロナの感染状況が深刻な国に対して医療品の支援を行うなど、海外で暮らす国民が適切な医療サービスを受けられるよう取り組んでいると説明しました。