韓国やアメリカ、日本など7か国の外交次官は電話協議を行い、新型コロナウイルスの感染状況やワクチン協力などについて議論しました。
外交部は6日、崔鍾文(チェ・ジョンムン)第2次官が、アメリカ国務省のシャーマン副長官をはじめ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インド、ベトナムの外交次官と電話協議を行ったと明らかにしました。
外交部によりますと、参加各国からは各国の新型コロナウイルスの感染状況やワクチンの生産計画、2国間や多国間のワクチン供給計画などの説明がありました。
またアメリカとオーストラリア側からは、新たに発足した安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」についての説明もありました。
これについて崔次官は、AUKUSが域内の平和と安定に貢献することを期待するという韓国政府の立場を明らかにしました。
また、9月24日にアメリカで開かれた日米豪印4か国の連携枠組み「QUAD(クアッド)」の首脳会合の結果に関するアメリカ側の説明に対して、「開放性と透明性、包容性など韓国の協力原則に適い、地域やグローバル社会の平和と繁栄に貢献するのであれば、域内のいかなる枠組みとも協力する意向がある」として、「すでにQUADの各参加国と2国間レベルでの様々な協力を推進している」と説明しました。
★2021年10月14日修正