OECD＝経済協力開発機構の閣僚理事会に出席するためフランス・パリを訪れている鄭義溶（チョン・ウィヨン）外交部長官は、イタリアとクロアチアの外相とそれぞれ会談しました。
鄭長官は6日、イタリアのディマイオ外相と会談し、環境産業など未来志向の分野で協力を拡大することで一致しました。
今月末にローマで開かれるG20＝主要20か国サミットで気候変動対策やデジタル革新、社会的弱者の保護など、主要な議題で意味のある成果が出せるよう協力することを確認したということです。
鄭長官はこの日、クロアチアのラドマン外相とも会談し、両国関係や韓半島の情勢について話し合いました。鄭長官は、韓半島情勢について説明し、ラドマン氏は韓半島の恒久的な平和構築に向けた韓国政府の取り組みへの支持を表明しました。
また、来年両国が国交樹立30年を迎えるのに合わせ、高官交流を活性化させる一方、電気自動車など未来成長産業分野に協力を拡大することで一致したということです。