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政治

大統領選の与党公認候補選び 決選投票経ずに李在明氏に決定か

Write: 2021-10-04 11:45:35Update: 2021-10-07 15:09:31

大統領選の与党公認候補選び 決選投票経ずに李在明氏に決定か

Photo : YONHAP News

来年の大統領選挙に向けた与党「共に民主党」の公認候補選びのための予備選で、党費を納めない党員や事前に登録した一般市民による2回目の投票結果が発表され、李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事が58.2%の支持票を獲得し、1位となりました。 2位の李洛淵(イ・ナギョン)氏は33.5%を獲得しました。
今回の2回目の投票には、事前に登録した党員や市民49万人のうち29万6000人あまりが参加しました。
地域巡回投票の仁川(インチョン)地域投票でも李在明氏が53.9%を獲得し、35.5%の李洛淵氏を引き離して1位となりました。
累計でも李在明氏は54.9%を確保し、34.3%の李洛淵氏をおよそ20ポイント引き離しています。
残る投票は、9日と10日に行われるソウル・京畿道での地域投票と、党費を納めない党員や事前に登録した一般市民らによる3回目の投票で、いまの勢いが続けば、李在明氏は上位2人による決選投票を経ずに10日の時点で、公認候補に決まる可能性が高まっています。
李在明氏をめぐっては、ソウル近郊の京畿道城南(ソンナム)市の市長時代の都市開発事業をめぐる不正疑惑が浮上していて、2回目投票の期間に検察による捜査が本格化したため、得票率への影響が予想されましたが、最終盤を迎えた予備選に大きな影響は見られませんでした。
李在明氏は、「身に余る支持に感謝する。腐敗した勢力とさらにし烈に戦えという国民の厳しい命令ととらえている」とコメントしました。
決戦投票の必要性を訴えてきた李洛淵氏は、「残りあと1週間となる予備選に最善を尽くす。可能性は開かれている。李在明氏の不正疑惑についての検察の捜査を注意深く見守っている」と話しました。

2021年10月7日修正

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