文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、就任5年目の第2四半期としては歴代大統領の中で、もっとも高い38%となりました。
世論調査会社「韓国ギャラップ」が先月28から30日にかけて、全国の18歳以上の1200人を対象に調査したところ、文大統領を「支持する」と答えた人は、9月3週目に行われた直近の調査よりも2ポイント上がって38%でした。
「支持しない」と答えた人は、直近の調査よりも3ポイント下がって54%でした。
文大統領の支持率は、歴代の大統領の就任5年目の第2四半期の支持率に比べてもっとも高い数値です。
1987年に憲法改正によって大統領直接選挙制が導入されてから、就任5年目の第2四半期の支持率は、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領が12%、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領が7%、金大中(キム・デジュン)元大統領が26%、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が24%、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が25%でした。
朴槿恵(パク・クネ)前大統領は、弾劾訴追により罷免され、就任5年目を迎えられなかったため、今回の比較には含まれませんでした。
政党支持率は、与党「共に民主党」が1ポイント上がって33%、最大野党「国民の力」が3ポイント下がって31%でした。
「正義党」と「開かれた民主党」はそれぞれ3%で、「どの政党も支持しない」は26%でした。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±3.1ポイントです。詳しい世論調査の結果は、韓国ギャラップと中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。
★2021年10月7日修正