政府は29日、海外で新型コロナウイルスワクチンを接種した人も、韓国国内で接種した人と同じ恩恵が受けられるよう、システム整備に取り組んでいると明らかにしました。
韓国では、ワクチン接種を促進するため、2回目のワクチン接種を受けてから2週間が経つ「接種完了者」には、私的な集まりの人数制限の対象から除外されるなど、インセンティブを与えていますが、国内で発行された接種証明書を持つ人のみ「接種完了者」と認められ、海外で接種を完了した人はインセンティブを受けられませんでした。
政府は、海外で発行された接種証明書が有効かどうかを確認できるシステムの整備を進めているとして、近いうちに海外で接種を受けた人も韓国国内で接種した人と同じ恩恵が受けられるようにする方針です。