政府の感染対策の軸を、感染を予防しながら日常生活を送る、いわゆる「ウィズコロナ」へのシフトを求める声が上がっているなか、大統領府青瓦台は8日、「ウィズコロナはマスクをはずすことを意味するものではない」として、ウィズコロナにシフトしても、マスク着用義務は続けることを強調しました。
新型コロナの感染対策をめぐっては、政府が全国の成人男女1000人を対象に行った最新の世論調査で、回答者の7割以上が、 感染対策の軸を、感染を予防しながら日常生活を送る、いわゆる「ウィズコロナ」へのシフトに「賛成する」と答えるなど、「ウィズコロナ」へのシフトを求める声が高まっています。
政府は、「ウィズコロナ」へのシフトを、新規感染者の発生を抑制する対策から重症患者の管理に集中する対策へシフトすることと定義していて、ワクチン接種が進んで感染拡大が収まり始めれば、段階的に感染対策の緩和と日常への復帰を検討するとしています。