鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は8日、ソウルを訪問しているカンボジアのソコン副首相兼外相と会談し、韓国のカンボジアに対する援助を約束しました。
両外相は会談で、韓国がODA=政府開発援助を通じてカンボジアの発展に大きく貢献してきたことを評価し、今後もカンボジアのニーズに合わせたODAを引き続き行うことで一致しました。
また、ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」などを通じて、カンボジアの新型コロナウイルス対策を積極的に支援していくことになりました。
鄭外交部長官は、韓国政府が進めている「韓国・メコン未来平和共同体助成事業」を通じて、地雷の除去や農村開発、オンライン教育の強化などを支援していく考えを示しました。
そして韓半島の非核化と恒久的な平和の定着に向けた韓国政府の取り組みへのカンボジアの支持を呼びかけましたが、ソコン外相は、韓半島問題を交渉で解決する韓国政府の考え方に共感すると述べたということです。